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Old Modern styleのエッセンスのひとつ、
ヴィンテージファニチャー

 

– Owners Interview vol.1 –

karfが目指す何十年経っても新鮮さを失わない家具、住まいのあり方。それをひもとくうちに、ひとつのキーワードが見えてきました。それが、ヴィンテージファニチャー。

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ヴィンテージにはっきりとした定義はないものの、1950年~1960年頃アメリカで生まれたミッドセンチュリー、1950~1970年代に北欧で流行したスカンジナビアンなど、かつての名デザイナーと名工の手によって生み出され、今も世界中で愛されているマスターピースです。
「ヴィンテージファニチャーは、アメリカ、ヨーロッパ、日本など国を問わずモダンだったり、スタイリッシュだったり、もの自体の完成度がとても高いものが多くて、今でも色あせません」というのはkarf代表・島田雄一さん。
30年以上も前にデンマークでヴィンテージファニチャーと出合い、以来収集しているといいます。

「もの自体が魅力的だから、インテリアスタイリングのなかにヴィンテージファニチャーをひとつ置くだけで、空間が締まったり落ち着いたり。スパイスのような存在ですよね」。karfオリジナルとの相性がよく、かけ算のように独自の世界観が広がっていくのも、ヴィンテージの奥深さ。何度ブームとなっても古びることも消費されることもなく、そのときどきの時代の流れに違和感なく沿ってくれる。島田さんが「Old Modern Furniture」と尊敬を込めて呼ぶその理由が、確かにヴィンテージファニチャーにはありました。

2018.11 インタビュー記事