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Guest Blog vol.07|こんなことがあるのでしょうか


Mr.成井の「粋な木遣い」


こんなことがあるのでしょうか?
早速ですが、下の写真をご覧ください。

これは、懇意にさせていただいています。
岐阜県高山市の彫刻家の方の作品たちです。(ベンチは除きます。)

前回のブログで登場された地蔵菩薩さまと童子さま3体です。
この彫刻家の方とは懇意にさせていただいているのですが、予算の都合上、なかなか買うことが出来ずにいましたが、ある日インターネットオークションに出品されているのを発見し、右から2番目の童子さまを落札しました。

すると、その後1か月のうちに別々の出品者から同じ彫刻家の方の作品が続けて3体が出品され、全部私が落札してしまいました。
出品地は4体とも違い、横浜、神戸、千葉といったような感じだったと思います。

私は、インターネットオークションはしませんが、友人に頼んでこの入札をお願いしました。そして、受け取って驚いたことがあります。

なんと左から3体は同じ丸太から木取られたものだったのです。
それも、彫刻家の方曰く、私が以前この方にお送りした楠の丸太とおっしゃるではないですか。

私が九州産の楠を高山の彫刻家の方に送り、それが彫刻されてそれぞれの人手に渡った童子さまたちが、九州の私の家に戻ってこられたという不思議な話でした。



2014年1月記事より