Owner’s Voice

買ってどーすんの? vol.07

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フライング・ブリック (Flying Brick)


なかなか新ネタがアップされない「買ってどーすんの?」に、「ネタ切れ・・?」との声も聞こえてきますが、な~んのなんの・・・まだまだ続きます。

先日知人から「落ち込んだ時にあれを読んだら元気が出ました!」との励ましのお言葉を頂戴し、久々に新ネタ(?)いかせてもらいま~す。

それがこちら。

ゴロンとした不思議なフォルムに、色あせた赤ペイントのボディ。
先端には黒いキャップのようなものが・・・。上から見ると「VOLVO」のロゴとハンドルが付いています。なんだかわかりますか?

実はこれクルマのトランク内に納める純正の予備ガソリンタンクなのです。
しかも古いVOLVOの・・・

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売っていたおじいちゃんから聞いたクルマの型式を調べてみると、予想していた通りVOLVO122「アマゾン」でした。

1956年~1970年まで製造され、現在でも旧車ファン羨望の北欧スウェーデンが誇る名車です。

この「アマゾン」のトランクのくぼみにすっぽり納まり、
床面もフラットになるという優れものです。

「アマゾン」以降のVOLVOは240シリーズで角ぼったいデザインにフルモデルチェンジをしたのですが、その空気抵抗力学を無視した様なデザインにもかかわらず、数々のレースで活躍していたので、

「フライング・ブリック」

つまり空飛ぶレンガと評されていたのです。

そのVOLVOもこの世界不況で、中国企業に身売りするかも?とのうわさを耳にしますが、北欧ファンの私としてはぜひスウェーデンのメーカーとして生き続けて欲しいと願うばかりです。


だいぶ話が脱線しましたが、問題はこのタンク・・・
つい買ってしまったのはいいのですが、これまた何に使おうか思案中です。

部屋に飾って古い「アマゾン」のノスタルジーに浸るもよし、キャップに細かい穴をあけて「ジョーロ」にもいけそうだし、いっそ逆さまにして昼寝のマクラにでも使いましょうか?(笑)